top middle bottom
ブラックかどうかを見分けるポイント

ブラックかどうかを見分けるポイント

休日が少ないブラック施設もある

休日の日数は施設ごとに異なるため、平均日数に沿った休日を設定しているところもあれば最低限の休日しか設定していないところもあります。また、「求人情報では平均日数が記載されていたが実際は違った」といったように労働法を守らないブラックな施設もあります。そのような施設に応募しないよう見極める目を養わなければなりませんよ。どのような点に注意すればいいのかを詳しくまとめていきます。

「離職の多さ」

規模がそれほど大きくないのに募集している人数が多い施設や求人が頻繁に出ている施設は注意が必要です。人が定着せず辞める人が多いからです。常に人手不足の状態なので残業や休日出勤が常態化しているかもしれません。待遇や労働環境が良いとは期待できませんよね。また、そのような施設は少しでも長く働いてもらおうと相場よりも高い給料を提示していることがあります。同じ地域の他の施設に比べて給料が高いようならその可能性が高いですよ。

「職員同士のコミュニケーションが少ない」

施設の雰囲気は施設見学や面接などで確認できます。その際は施設の雰囲気だけでなく職員の様子にも注目してください。職員同士があまり会話をしていなかったり、上司がキツイ言葉で話したりしている場合は注意が必要です。ギスギスした人間関係の中では気分良く働くことはできません。笑顔でにこやかに挨拶してくれる施設の方が働きやすく過ごしやすいですよね。介護の仕事に限らず、利用者や外部のお客様に笑顔で挨拶するのは社会人として基本のマナーです。マナーが守られておらず、声かけもない施設だと働きにくさの方を強く感じてしまいますよ。

「すぐに採用される」

面接を受けた当日に採用が決まる場合も注意が必要です。「とにかく人手が足りていないから誰でもいいから来てほしい」と思っているので、面接では良い言葉ばかりを並べて働くことを前向きに考えてもらおうとします。ですが、そのような施設はブラック施設である可能性が高いんです。働きはじめたら面接で説明された条件と違っていたことに気付いたり、激務で人間関係も良くなかったり、あまり環境が良いとは言えなかったりします。

 

「家族経営かどうか」

介護施設の主な経営母体は社会福祉法人や医療法人などですが、注意したいのは家族経営かどうかという点です。これは社会福祉法人に多いのですが、家族経営は管理がずさんになる傾向が高いんです。例えば、施設の運営費用を私的な支払いに充てたり、経営者の家族が運営に口を出してきたり、やり方がワンマンであったり、と公私の区別がついていないことが多いんです。現場で働いている職員は経営者の方針に口を出すことが難しいため、納得できなくても口を噤むしかなくやる気もなくなってしまいます。

休日の少なさに嘆いている介護職員におすすめの記事

情報に精通した転職エージェントを利用しよう 情報に精通した転職エージェントを利用しよう

休日の多い職場へ転職したいなら転職エージェントを利用しましょう。様々なサポートで求職者を支えてくれるので自力で行うよりも効率良く進めることができますよ。