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そもそも「年間休日数」とは?

そもそも「年間休日数」とは?

そもそも年間休日とは?

休日が多い職場かどうかを判断するにあたり参考になるのが「年間休日」ですが、年間休日とは一体何でしょうか?年間休日とは1年間の休日数を合計したものです。年間休日をどれくらい設定するのかは各施設の経営者が判断するので、施設ごとに日数に差があるんですね。

年間休日に含まれるもの

年間休日とは週休制の法則による法定休日だけではありません。就業規則に夏季休暇や年末年始休暇、祝日などが休日として定められていれば、これらも年間休日に含まれます。施設や事業所には労働者に年5日以上の有給を取得させるよう義務付けられていますが、取得できる日数やタイミングは個人で異なります。そのため施設や事業所で定めている公休日ではないとされ、年間休日には含まれませんので注意してくださいね。
また、バースデー休暇のように独自に休日を設定している施設もありますが、これも個々によって取得するタイミングが異なるので年間休日には含まれません。

休日と休暇は何が違う?

休日と似たような表現に休暇という言葉がありますよね。どちらも耳にしたことが多いと思いますが、2つの違いをはっきりと理解しているでしょうか?
休日は法的休日や就業規則によって定められた公休日のことです。労働者が休日に労働する義務はありません。一方、休暇は公休日ではなく施設が労働義務を免除した日のことです。休暇には法定休暇と特別休暇の2種類あり、法定休暇は一定の基準を満たした場合に付与しなければならない休暇のことです。例えば有給や育児休業、介護休業、看護休業などです。特別休暇は施設や事業所が任意で設定できる休暇のことで、夏季休暇や年末年始休暇、バースデー休暇などのことです。

平均はどれくらい?

年間休日の平均総数については先述しましたが、今一度詳しく見ていきましょう。厚生労働省の調査によると、1企業当たりの平均年間休日総数は107.9日、労働者1人あたりの平均休日総数は113.7日でした。年間休日の分布を見てみると、一番多いのが100~109日で、それに110~119日が続いていますが、企業別の規模で見ると少し違います。
企業規模が1,000人以上の1労働者あたりの平均年間休日数は119.1日ですが、100~299人規模になると1労働者あたりの平均年間休日数は112.5日、30~99人規模の1労働者あたりの平均年間休日数は109日でした。このように企業の規模が大きいほど年間休日の日数も多くなっていることがわかります。

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