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休日が少ないとどうなる?

休日が少ないとどうなる?

健康面に対する不安

人手不足に悩んでいる介護施設も少なくありませんが、人手が足りていないということは少ない人数で現場を回さなければならないということです。1人ひとりに大きな負担がかかるため、残業が続いたり、休日が少なくなったりしがちですが、その状態ではなかなか疲れは取れませんよね。「若いから大丈夫!」と思っていても、疲れが取れないまま蓄積されていくと倒れたり、最悪の場合過労死になってしまう可能性も……。取り返しのつかない事態を防ぐためにも適度に疲労を回復することが大切ですよ。

精神面に対する不安

疲れがたまっているとそれに比例するようにストレスもたまっていきます。ストレスを適度に発散できていれば問題はありませんが、中には体調を悪化させてしまう人もいます。身体だけでなく精神的な健康も損なってしまい、うつ病などを発症してしまう人も少なくないんです。精神的な不調は1日だけ休んでも回復できません。「休むと周囲に迷惑がかかるから」と不調に目を背け、無理して働いていると一生涯に渡る病を抱えてしまうリスクが高まりますよ。

自由な時間が少なくなる

休日が少ないとなかなか疲れが取れないので変調をきたしやすいのですが、それだけではありません。家族と過ごす時間や自分の趣味に費やす自由な時間も少なくなってしまいます。周囲を気遣い仕事に力を入れるのは悪いことではありませんが、家族との時間よりも優先することでしょうか?介護の仕事は人手不足ということもあり需要が高まっています。万が一、今の職を失っても探せば次がすぐに見つかるでしょう。ですが、家族はひとつだけです。仕事のようにすぐに替えが見つかるものではありません。

雇用条件も悪い可能性が高い

休日が少なくても待遇や条件が良ければまだ我慢できますよね。でも、残念ながら休日が少ない施設は雇用条件も悪いところが多いんです。厚生労働省のデータでも企業規模の大きなところは休日が多いことがわかっていますが、それは給料などの条件にも言えることです。企業規模の大きなところは平均給料も高い傾向にありますがそれは利益が多く余裕があるからです。さらに職員を大事にする気持ちも強いため、給料などのように目に見える形で還元しています。ですが、休日が少なく平均給料も低いところはそもそも運営していくだけで精一杯の状態です。利益が低いので人件費を下げるしかなく、その結果、職員の休日が少なくなるという悪循環になっています。少ない人数で利益を出すには職員1人あたりの勤務時間を長くするしかないからです。

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